「いのちを、つなぐ。」
民間から始まる、新しい救急医療のかたち
日本救急医療連絡会は、救急医療のひっ迫課題に対し、民間の立場から支援の輪を広げている団体です。
医療機関・介護施設・自治体・地域住民の皆さまと連携しながら、救急搬送の“すきま”を埋め、消防救急の出動件数の緩和を目指して活動を展開しています。
活動内容のお知らせ
🚑 2025年4月から運行開始し約3ヶ月経ちました
今年4月より、医療機関・協力企業・個人からのご寄付により実現した「直轄救急車(専用ストレッチャー・医療備品搭載)の運行を開始しました。
現在は、1日1件の出動ペースで、救急搬送・病院間搬送などに対応しています。
介護施設様からのお問い合わせは現在も続いており、非常に多くの施設様にご加入いただいております。
✔ 病院 ⇒ 病院への転院搬送
✔ 医療機関からの要請による、自宅⇒病院への安全な移送
✔ 介護施設⇒病院への柔軟な対応
④ なぜ私たちがやるのか(背景と理念)
救急車の出動件数は、全国的に増加を続けています。
しかしその中には、「本来は救急対応ではないが、他に手段がない」というケースも多くあります。
日本救急医療連絡会は、医療と行政の“間”をつなぐ中間支援の立場として、
民間ならではの柔軟さとスピード感で、命をつなぐインフラを補完しています。
⑤ 実績とこれから
【2025年4月〜現在】
- 運行件数:1日1件ペースで稼働中
- ご依頼元:介護施設・医療機関
- 出動エリア:神戸市垂水区・神戸市西区・明石市全域
- 稼働日時:平日の9時から17時
\ 4月1日~6月24日までの出動件数 /
4月 | 5月 | 6月 (24日まで計) | 累計 | |
---|---|---|---|---|
稼働日数 | 21日 | 20日 | 18日 | 59日 |
出動回数 | 18件 | 18件 | 17件 | 53件 |
1日平均 | 0.86回 | 0.90回 | 0.94回 | 0.90件 |
今後は、さらなる車両拡充を目指します。
救急救命士の採用、自治体との協定強化を進めてまいります。
いのちを、つなぐ。民間から始まる、新しい救急医療のかたち。
消防救急の出動件数増など、救急医療逼迫の課題を私たちは見過ごせませんでした。
日本救急医療連絡会は、医療現場・介護施設と連携しながら、
救急医療の“すきま”を補うために、2025年4月より民間救急搬送支援車両の運行をスタートしました。
現在は1日1件を目安に、病院間の転院搬送や施設から病院への緊急搬送に対応しています。
地域に「いざというときの安心」を届けるために、今日も現場に出動しています。