一般社団法人 日本救急医療連絡会代表の黒木月光と申します。
皆さま、平素より温かいご支援とご理解を賜り、心より御礼申し上げます。
当会は、増加傾向にある救急車の出動件数に関する課題を踏まえ、現場到着時間への影響を軽減し、救急医療体制の円滑な運用に貢献することを目的として活動している団体です。
地域の複数病院が1台の病院救急車を共同運行する新たな搬送の仕組みを開始した背景には、高齢化の進展に伴い救急搬送需要が増加し、救急車の到着や病院搬送に要する時間への影響が指摘されている現状があります。
こうした課題に対し、当会では迅速かつ効率的な医療提供体制の構築を支援することを目指し、地域医療と介護の連携強化に取り組んでおります。
退院後3か月以内に再入院となる高齢者が一定数存在することを踏まえ、退院直後の不安定な時期における地域医療チームや介護施設との連携支援の重要性は高いものと認識しています。
病気やけがの影響による自宅内での転倒や機器操作の不備が再入院につながるケースも指摘されており、当会では退院後の集中支援体制の整備を通じて、安心・安全な在宅療養環境の実現に寄与できるよう努めています。
当会の救急車は、救急救命士が同乗する高規格救急車を使用し、消防救急とは適切に役割分担を図りながら運用しております。
また、事前にかかりつけ医療機関、既往歴、投薬情報、アレルギー情報、希望搬送先医療機関等をご登録いただくことで、搬送時の情報確認を円滑にし、迅速な対応につなげる仕組みを整えています。
本取り組みにより、協力医療機関やかかりつけ医との連携強化、患者様の安心感の向上などに寄与することが期待されます。
さらに、当会の活動を通じて地域住民の皆さまに救急に関する理解を深めていただき、安心して暮らせる地域社会づくりに貢献してまいります。
高齢者の方が安心して生活できる環境整備に寄与し、地域医療の持続可能なモデルの一つとなるよう、今後も活動を続けてまいります。
私たちは、救急医療を必要とする方々に寄り添い、地域の医療提供体制の充実に貢献できる社会の実現を目指して日々取り組んでいます。
今後とも皆さまの温かいご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
一般社団法人 日本救急医療連絡会
代表理事 黒木月光
