
救急搬送時、こんな経験はありませんか?

救急車への同乗を要請された
当連絡会の救急車は、同乗を要請することはありませんので、介護の現場が手薄になる心配はありません。

高圧的な態度がストレスに
たまに怖い隊員にあたると介護スタッフが怖がってしまいストレスに・・。
柔軟な対応は基本中の基本です。

救急搬送は消防だけ?
当会の救急車は、赤色灯を付けて緊急走行できる救急車です。
費用0円なのでご安心ください。
地域包括って「わかりにくい」と思いませんか?
公的目線で設計されたものは、地域目線で見直すと簡単です。
成功のカギは多職種連携をどう作り上げるかです。
最新の救急搬送を取り巻く背景を
先ずはご覧ください
令和6年12月22日
厚生労働省の新たな地域医療構想等に関する検討会資料より抜粋
2025年度以降、後期高齢者の増加は緩やかとなるが、85歳以上の人口は、2040年に向けて、引き続き増加が見
込まれており、医療と介護の複合ニーズを持つ者が一層多くなることが見込まれる 。
死亡の場所については、自宅・介護施設等が増加傾向にある 。
医療・介護の複合ニーズを有する85歳以上の高齢者が増加することが見込まれる。
2020年から2040年にかけて、75歳以上の救急搬送は36%増、うち 85歳以上の救急搬送は 75%増と見込まれる。
老人ホーム(特養、有老等 )からの救急搬送件数について、令和3年(2021年)の約45万人(全体の8.2%)から、2040年には約 67万人に増加、特に 85歳以上が増加する見込み。
85歳以上の急性期における入院は、若年者と比べ、医療資源を多く要する手術を実施するものは少なく、疾患の種類は限定的で、比較的多くの病院で対応可能という特徴がある。
2040年には就業者数が大きく減少する中で、医療・福祉職種の人材は現在より多く必要となる。
増加する高齢者救急への対応として、老健も含む介護施設や在宅等での適切な管理や、医療機関との緊急時の
対応を含めた連携体制の構築・情報共有等を通じて、肺炎や尿路感染症、心不全や脱水等、適切な管理によっ
て状態悪化を防ぐとともに、必要時には円滑な入院につなげるための対応力の強化が重要。
いま、必要とされているのは
医療と介護が一緒になって
地域の高齢者サービスを作りあげていく視点です
救急医療の背景及び対策
救急医療の課題は、決して新しい問題ではありません。たらい回しが社会問題として浮上してから40年が経過した現在も、厚生労働省の「緊急医療体制等のあり方に関する検討会」において議論が続けられています。
しかし、この間に救急医療を根本的に改善する大きな制度改革には至らず、問題は依然として深刻です。
数年前には、地域医療の中核を担っていた公立病院が地方財政の悪化により機能停止に追い込まれ、「医療崩壊」と報じられました。
この問題の中心にあったのが救急医療であり、社会全体がその重要性を再認識するきっかけとなりました。
しかし、問題解決に向けた抜本的な対応は遅々として進んでいません。
現在の課題
近年、病院搬送時間の延長が頻繁に取り沙汰されています。
これは、適切な病院に患者が搬送されていないという単純な問題ではなく、救急患者を受け入れる医療機関が全国的に不足していることに起因しています。この状況は、日本病院会の調査結果でも明らかになっています。
救急車が出動後、患者を受け入れる病院を探すのに多くの時間が費やされる現状では、搬送の遅れが患者の生命を脅かすリスクを高めています。
一方で、救急医療の本質は診断と応急処置にあり、根本的な治療は専門医に委ねられるべきです。
この役割分担が曖昧になり、患者側からは「受け入れ拒否」、医療機関側からは「受け入れ不能」という認識のギャップが生じています。
対策と改善への道筋
こうした課題を解決し、救命率を向上させるためには、以下のような取り組みが求められます。
- 地域完結型救急システムの構築
各医療機関が得意分野を明確にし、後方支援機能を充実させることで、地域全体で救急医療を担える体制を整える必要があります。これには、自発的な地域医療連携が不可欠です。 - 情報共有とIT技術の活用
救急搬送時の病院選定を迅速化するために、地域の医療機関の稼働状況やベッド数をリアルタイムで把握できるシステムを導入することが重要です。また、患者情報を電子的に共有することで、診療のスピードと質を向上させることが期待されます。 - 高齢化社会への対応
高齢化に伴い、重症患者や複数の疾患を抱える患者が増加しています。医療と介護の連携を強化し、消防署や救急隊の負担を軽減することで、持続可能な救急医療体制を構築する必要があります。 - 地域住民の啓発と教育
応急処置の重要性を地域住民に周知し、一般市民による一次救命処置(BLS)やAEDの活用を促進する取り組みが求められます。これにより、救命率の向上が期待できます。
全力でバックアップします
私たちは、地域社会全体で安心して暮らせる環境を作るため、医療機関と高齢者施設が連携して超高齢化社会を乗り越えられる環境の提供に取り組んでいます。地域の課題解決に向けた第一歩として、「日本救急医療連絡会」にぜひご参加ください。

「日本救急医療連絡会」では、以下のようなメリットを提供します
- 人員配置の維持が可能:施設職員が救急車に同乗する必要がなくなるため、施設内の人員配置が手薄になることを防げます。これにより、スタッフの負担軽減・人員の配置もスムーズに進められます。
- 増加する救急搬送に対応:近年、介護施設からの救急搬送は年々増加傾向にあります。そんな中、搬送手段を複数確保できている施設として、信頼性の向上が見込まれます。当会の救急車は、赤色灯を回し緊急走行できる救急車です。
- 救命救急士が対応:消防救急経験のある救命救急士が対応いたします。
- 隊員の物腰が柔らかい:地域での信頼関係を第一としており、隊員にも柔軟で優しい対応を指導教育しています。
- 費用をかけたくない:高齢者施設様のご利用は、無料です。
お申込みの流れ
お申込み用紙をFAXいただくか
お電話又はメールでご相談ください
お申込み用紙は、「FAX番号:078-978-1296」まで、ご送付ください。
事務局が確認後、救急要請用の電話番号を記した資料をメールにて返送いたします。
ご相談をご希望の場合は
まずはお電話、又はメールにてご連絡ください。
当会の事務局から連絡をさせていただきます。
ご要望があれば、施設にお伺いし対面での説明もさせていただきます。
電話でお問い合わせ
\タップで電話できます/
メールでお問い合わせ
\営業メールは送りません/
少し時間をおいてから、ご検討のお返事を確認をさせていただきます。
当会は強引な勧誘等は致しませんので、じっくりとご検討ください。
救急隊が施設の場所や電話番号登録など準備を整い次第、救急要請の受付を開始致します。
お申込み完了後、救急要請専用のお電話番号をお伝えいたします。
当会の救急車を要請する方法
「119番」で救急車を要請する場合と同じです
当会の活動にご参加いただいた施設様に限り、緊急要請専用の電話番号をお知らせいたします。
その番号に電話をかけて「救急車の要請」であることをハッキリと伝えて下さい。
※.当会は「#7119」と同じように電話相談もお受けしておりますので、迷ったらお電話ください。
隊員が電話に出ましたら、「救急要請」であることをハッキリお伝えください。
次に、救急車が向かう住所を伝えて下さい。住所がわかった時点で出動します。
次に、落ち着いて、具合が悪い方の症状・年齢・性別を伝えて下さい。
その際、意識や呼吸の有無も伝えて下さい。
年齢がわからない場合は、おおよその年齢でも構いません。
必要に応じて、応急手当てをお伝えする場合があります。
最後に、通報した方のお名前と連絡先を隊員に伝えます。
救急隊が到着するまでに、
- 発見から現在までの状況
- 既往歴や服用している薬、ADL等の状態
- 延命措置の意向
を把握しておいてください。介護施設の場合は、だいたいファイリングしてあるのですが、保管場所の確認が出来ていないばかりに、スタッフの方が慌ててしまうケースもあります。
当会では「情報提供表」を準備しておりますので、ダウンロードしてご利用いただければ幸いです。
「協力医療機関連携加算」と「救命くん」について
2026年夏ごろの完成を目標に
「救命くん」を大型バージョンアップ中
現在は、救急要請をしたら、担当者が紙ベースの患者情報を持って、救急隊員や病院に伝達されていると思います。
これらの情報をDX化してしまい、介護施設と病院とでデータ連携できるシステムが「救命くん」です。
この「救命くん」を、更にバージョンアップさせるべく、現在こつこつと準備を進めています。
アクセスの集中に耐えられる環境・セキュリティ対策に関しては、重点的に改良を重ねています。
ご存じの通り令和6年度の報酬改定により「協力医療機関連携加算」が施行されました。
算定要件を読むと簡単そうに書いてありますが、「連携体制の構築」には、高いハードルがあります。
「協定書」等の締結はもちろん、指定医療機関の加算要件もあるので併せてクリアする必要もあります。
しかも、この協力医療機関連携加算の猶予期間は、令和9年3月31日までとなっており、それまではこの加算が適用されますが、その後は義務化されるので、最終的には体制を構築しなくてはなりません。
そのような背景を踏まえ大型バージョンアップを進めておりますので、公開まで今しばらくお待ちください。
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